「歯科外来診療環境体制」とは略して、「外来環(がいらいかん)」と言います。(以下「外来環」の略称で書きます。)
「外来環」は以下の条件を満たす歯科医院が社会保険事務局に届け出を行なっています。
今までも、感染症対策など、安全・安心の医院体制を心がけていましたが、このたび当院もAED(自動体外式除細動器)を購入いたしました。これにより、施設基準の最後の条件を満たすことになりました。
今後、より一層、皆様が安心・安全に来院してただけるよう、努力してまいります。
それに伴い、初診料と再診料に、施設基準の加算といたしまして、5円~75円上乗せされますがご了承ください。
歯科外来診療環境体制加算の基準
1所定の研修を修了した常勤の歯科医師が、1名以上配置されていること(当院は父親と私の2名おります)
2歯科衛生士が、1名以上配置されていること。(当院は、常勤1名、非常勤3名おります)
3緊急時の初期対応が可能な医療機器(AED、酸素ボンベおよび酸素マスク、血圧計、パルスオキシメーター)を設置していること。
4診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。(当院では、豊橋市民病院と連携しています)
5口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。口腔外バキュームを設備している。(口の中の水を吸引するバキュームではなく、顔の前でゴーッという音を立る掃除機のような器具。音はうるさいですが、目に見えない削りかすを診療室内にまき散らさないためにも大事な装置です。)
6感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。