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透明マスク
2006/03/31(Fri)
韓国発
口元を覆う部分を透明にしたマスクを韓国のメーカーが発売開始とのこと。
手に入れば、診療の時使ってみようかと…。皆さんの反応やいかに。


歯槽膿漏の特効ツボ
2006/03/30(Thu)
女膝(じょしつ)(別名=女室)
 〇取穴法:踵の赤白肉のきわ。つま先を押して踵をひいて、その部分を押すと圧痛がある。
 〇主治:歯茎の病気(歯肉炎、歯槽膿漏など)、膀胱炎、腰痛
 〇多壮。(灸の熱が浸透するまですえる)
ぜひ、皆さんに試してもらいたいツボである。


魚のオメガ3脂肪酸の効果は疑問
2006/03/28(Tue)
 魚の脂肪に多く含まれる、日本でもサプリメントととして発売されているオメガ3脂肪酸が、心臓病やガンなどの予防に効果的という明確な根拠はないとの研究結果を英イーストアングリア大の研究班が発表。
 青魚は日本人にはむいているはずなので、サプリメントの形ではなく、食事のかたちで食べることはよいと思う。


ツボ 便秘の特効穴
2006/03/26(Sun)
 朝から読書。「灸療雑話」(代田文誌著)を読んでいて、見つける。すべての病気を扱うにあたり、便通を整えることが非常に重要である。その便通を正常にする特効穴が手の神門である。
 手の神門は手首の小指側、横ジワ下のくぼみにとる。なおこのツボは自律神経の乱れを整え、精神的緊張もほぐしてくれる。
 このツボに千年灸などの簡易灸でお灸をすると便通が整い、気分もすっきりするかも。
 


「笑いのススメ」発行 大阪府
2006/03/25(Sat)
「笑い」の効用を知ってもらおうと大阪府は23日、笑いと健康に関する研究事例などを紹介した冊子「大阪発 笑いのススメ」を発行した。
笑いには想像以上の効果がある。笑うかどには福来る…である。
                  (大阪府文化課)


漢方薬「半夏寫心湯」
2006/03/24(Fri)
裏熱虚証の口内炎に効く。
みぞおちがつかえ、ときに悪心、嘔吐があり、食欲不振で軟便または下痢の傾向あるものの口内炎に著効あり。


歯痛に「立効散」
2006/03/23(Thu)
漢方の古書「衆方規炬」では「立効散」について、こう述べている。(按ズルニ、コノ方東垣ガ方ニシテ、牙歯疼痛ヲチスルノ神ナルモノナリ)と。サイシン、ショウマ、ボウフウ、カンゾウ、リュウタンの5味よりなる。
歯痛、抜歯後疼痛、歯茎の腫れ、三叉神経痛など口腔の異常に効果がある。
語源は「飲めば 立 ちどころに 効 く 散薬」であるからだ。眉につばのようだが、この漢方薬は実感として(いい)と思う。また、患者さんから処方を希望されるベスト1でもある。
漢方薬にはそれぞれ番号があるが、「立効散」は110番。「歯痛には ヒャクトウバン  110」と覚えてください。


ツボ
2006/03/22(Wed)
上半身のツボの代表が「合谷」ならば、下半身をつかさどるツボは…。松尾芭蕉さん推奨の、そうです「足の三里」です。
漢方の本には取穴法として「外膝眼から下へ1扶…」と、書いてありますが、簡単には「ひざの皿の上に親指をかけ、残る4本の指をすねの外側にあてた時、中指が指す点」です。
非常に広範囲の効果が期待できる名穴です。消化器系の諸症状、足や腰、膝の不調をはじめ、全身の疲れを取り、健康増進の穴として有名です。
市販の簡易灸(千年灸など)を試してみたらいかがでしょう。


統合医療
2006/03/21(Tue)
もと豊橋市民病院の跡地に「子供関連施設等」を建設とのこと。
その設計図を見たが、(ああ、これはだめだなー)と感じる。
今日の民放のTVで、そのことを取り上げていた。100億だそうだ。無駄遣いになりそうである。
私の提言。医療の流れは、西洋医学一辺倒から、確実に統合医療に向かっている。「豊橋市立統合医療総合病院」を造ったらどうだろう。「漢方」「鍼・灸」「アーユルベーダ」「食事・栄養・ハーブ」「音楽療法」「ヨーガ」「瞑想」「カイロプラクティック」「オステオパシー」「温泉療法」「指圧・マッサージ」「気功」などなど。
どうでしょうか!市長さん。


漢方豆知識「合谷のツボ」
2006/03/20(Mon)
体には365箇所のツボがあります。ようはたくさんあると言うことです。その中でとりあえず一つ覚えるとすれば、「合谷」。
別名「万能ツボ」と呼ばれ、疲れ目・肩こり・のどの痛み・胃腸不調・高血圧など様々な症状に効きます。歯が浮いてシクシクする時も試してみるといいですね。
合谷の位置は手の親指と人差し指の骨の分かれ目でやや人差し指側の少し窪んだ所で、押すと痛気持ちいい箇所。
反対側の親指で指圧するか、お灸をします。私はお灸を楽しんでいます。お灸の方法はお教えしますよ。


赤ワインが歯周病に有効な可能性
2006/03/19(Sun)
赤ワインおよびブドウの種子に含まれる天然化合物が歯周病の抑制に役立つ可能性についての研究結果が発表された。
第35回米歯科研究学会でカナダのラバル大学の歯科学教授Daniel Grenierらがこの研究結果を報告。
ブドウに含まれる抗酸化物質のポリフェノールがマクロファージの放出する化学物質を抑制している可能せい。
ただし、研究者は赤ワイン摂取を推奨しているわけではない…と。


運動の効果は若年者より高齢者のほうが大
2006/03/18(Sat)
高齢者は若年者より運動の効率は悪いが、運動トレーニングによる効果の改善度は大きいことを示す結果が『Journal of the American College of Cardiology』3月7日号に報告された。
昔の高齢者には骨粗しょう症はほとんどなかった。毎日の生活の中で足を使っていろいろな仕事をすることが、骨がスカスカになるのを予防していたと思われる。運動することによって、骨の髄まで血液が行き渡り、栄養が十分送られるからだ。
「1に運動 2に食事 3.4がなくて 5にクスリ」である。
毎日おおいに歩きましょう。


親知らずから骨や肝臓組織再生
2006/03/15(Wed)
 抜歯した、人の親知らずから取り出した1つの幹細胞を増殖させ、ラットの骨や肝臓組織を再生させる実験に、産業技術総合研究所と大阪大学が成功した。
 すでに、人の骨髄の幹細胞から骨や心筋を再生させているが、患者の負担が大きい欠点があった。親知らずの場合は負担が少なくてすむ。
 数年以内に「親知らずバンク」をつくるそうである。
            (2006.3.7)


フレッチャーイズム・噛み方健康法
2006/03/14(Tue)
フレッチャー氏 百年前のアメリカの商人。大いに食らい、大いに飲み40歳で体重100キロ近く、体力衰え、白髪の老人に。
ある時突然ひらめく。食べることで治そうと…。「自然の食べものを、楽しく、ゆったり、良く噛んで食べる」「腹がペコペコになるまで食べない、口に入れたものはドロドロになるまで、ほかのことは考えずに、その食べ物のことばかりに精神を集中して噛む」
5ヵ月後、体重は70キロ、体力が回復し、仕事にたいする意欲もわいてくる。その後、栄養学の権威者にも証明され「フレッチャーイズム」と名づけられる。


バージャー病と歯周病
2006/03/13(Mon)
手や足の血管が詰まる病気、バージャー病が歯周病と関連していることを東京医科歯科大学の岩井教授(血管外科)、石川教授(歯周病学)らが突き止める。
歯周病菌が血管内に血のかたまりを作り、バージャー病の発症や悪化に関係する。バージャー病は喫煙者に多い。喫煙はまた歯周病をも悪化させる。
歯周病を抑えることや禁煙がバージャー病予防や悪化防止につながる。正しい歯磨きがいかに大切か、このことからも言えるのではないでしょうか。
        (米国血管外科専門誌より  2005.7)


ヨーグルトと白内障
2006/03/12(Sun)
 1950年リヒターとデュークが科学雑誌「サイエンス」に発表。「ヨーグルトで飼育したラットが白内障に」。乳製品中のガラクトースが目の水晶体に集まるためです。
 若年者の白内障の原因はヨーグルトの多食が原因のひとつと考えられます。
 離乳というのは一切の乳類、乳製品の摂取をやめることをいうのです。
 (「伝統食の復権」島田彰夫著 東洋経済新聞社 より)


フランクリン自伝 岩波文庫
2006/03/11(Sat)
 最初に読んだのが、18歳大学1年のころ。以来たまに手に取る。フランクリン…私の師の一人である。人生においての処し方についていろいろアドバイスしてくれる。
 たとえば…(人にものを教えるには、教えているような風をしてはならない。その人の知らぬことでも、忘れたことのように言いださねばならない。確かなことでも確信なげに話せ)
 常に謙虚さをわすれないように…。
 


歯ぎしり抑制の呼吸法
2006/03/10(Fri)
腹式呼吸法をすることにより交感神経の緊張がとけ、ハギシリが減少あるいは消失する。
右手を胸部、左手を腹部におき、5秒間鼻から息を吸う。その時胸部が膨らまないようにする。呼気時には左手で腹部を軽く上方に押すようにする。10秒間口から息をはく。それを10分間行なう。
   (東京歯科大学学会誌より 2006年1月30日)


食肉摂取で胃癌発祥増加
2006/03/09(Thu)
 牛や豚など赤身肉の摂取が非噴門部胃癌を増加させており、特にヘリコバクターピロリ陽性例でその傾向が顕著であったとする欧州のコホート研究の結果が報告された。(Journal of the National Cancer Institute 3月1日号)
 子供の頃、すき焼きは年に1回か2回。そのおいしかったこと。自然に牧草で育てられた和牛をたまに食べる。値段は高くてよい。
 


心臓病予防 やはり魚が効果
2006/03/08(Wed)
2006年1月16日 厚生労働省研究班国立がんセンター予防研究部長が発表。 魚を多く食べるひとほど心筋梗塞などの虚血性心疾患になる危険性が大幅に下がる…と。
 「日本の長寿村・短命村」近藤正二著のなかに、ある漁村はとても長寿の人が多い。隣村の漁村は短命。なにが違うのか。長寿村では、採れた魚のうちお金になる高級魚は市場に出し、自分たちは雑魚を食べる。一方短命村では高級魚もどんどん食べる。
 どうも魚といっても近場の漁場でとれる商品価値のあまりない雑魚のほうがいいのかと…。


服薬よりも食生活や運動を
2006/03/07(Tue)
厚生労働省が糖尿病や歯周病などの生活習慣病には服薬よりも運動と食生活の改善が重要と発表。
そのとうり。やっと気づいてくれましたか。
      (2006年2月3日 発表)


喫煙の害
2006/03/06(Mon)
 アメリカのカルナモ医務総監は「喫煙の害はほぼ全臓器におよぶ」と明快に結論付けた。
 また、「65歳以上で禁煙しても、喫煙に関連した病気で死亡する危険を大幅に減らせる」として、年齢にかかわらず禁煙するよう訴えている。
 タバコを吸われる方の口腔粘膜は独特です。白い網目状になっている粘膜がみられます。末梢の血液循環が悪いせいでしょうか。


健康づくりのための運動基準
2006/03/05(Sun)
 健康に良いとされている中で、その効果が唯一証明されているものが、(歩くこと)だそうです。
 最近、厚生労働省が「健康づくりのための運動基準(案)」を発表した。毎日1万歩歩くか、週1回35分のジョギングで生活習慣病予防を…などなど。
 私の場合ですが、、生活のなかの移動手段として(歩くこと)を第一選択にし、次が自転車、自動車のことは頭の中から消しておくんです。自然に歩くことが多くなりますよ。それと買い物の時など移動方法の効率を考えないことですね。わざと回り道したり一度家に帰ってからもう一回行くとか…。歩くと、見慣れた街の中に新しい発見もあり、楽しいものです。


歯周病は早産の一因
2006/03/04(Sat)
 歯周病で歯肉の炎症が悪化した妊婦は、そうでない人より約5.1〜5.7倍、早産や切迫早産になりやすい。
 炎症にかかわる情報伝達物質のサイトカインが血中に増え、子宮の収縮を誘発しているらしい。
 歯肉の慢性炎症が体のいろいろな所に悪影響をおよぼしていることが、最近わかってきました。
 歯肉を健康に保つことがとても重要であると、あらためて思います。正しい歯磨きの方法を身につけることで、それは可能です。
        (鹿児島大学・歯周病学教室の研究)


歯の脱落と心疾患との関連
2006/03/03(Fri)
 歯の脱落が冠動脈性心疾患のリスク上昇に関連があると「American Journal Of Preventive Medicine」2005年12月号に報告された。
 研究者らは、全身的な健康増進には良好な口腔衛生状態が重要であると強調している。
            ※
 正しい歯磨きと日本人にあった食事が健康な口腔をつくります。ひいては健康な体を…。
 


せっけんと流水による手洗い
2006/03/02(Thu)
 ノースカロライナ大学の疫学者ベネット博士の調査より。
これまでで最も包括的かつ最大規模の手洗い用製剤比較調査の結果、病原ウイルス除去効果は従来の「せっけんと流水による手洗い」が最も高いことが判明。(American Jourmal Of Infection Control 2005)
子供の頃、母親によく言われました。(外から帰ったら、うがいをして、よく手を洗うんですよ)これは正しかったんですね。
 今、実行しています。皆さんもぜひ…。


うがいの効果
2006/03/01(Wed)
 京都大学保健管理センターの川村教授(内科学・疫学)らが、全国調査で確認。
 「風邪の予防には水でうがいを!ヨード液では効果なし」
          ※
 私もなんとなくそう思っていましたので、(したり)です。
ただ、私が薦めるのは「立効散」と言う漢方薬です。口腔の異常には良く効くようです。口とのどはお隣さんですから風邪の予防効果があるのではないかと…。
 「立効散」の名前の由来ですが、(飲めば立ちどころに効く散薬)だからです。眉唾のようですね。でもいいみたいですよ。何故なら、多くの患者さんから(あれください)と言われますから。


果物と野菜を食べることによって脳卒中のリスク減少
2006/03/01(Wed)
〇『Lancet』1月30日号
 果物と野菜を1日あたり5単位以上摂取することにより、脳卒中が大幅に減少する可能性がある。

〇ミネソタ大学公衆衛生学部
 果物および野菜の摂取量を増やすことによって、慢性成人病(脳卒中、冠動脈性心疾患およびいくつかの癌)を予防できる可能性がある。
           (m3.COM専門医療ニュースより) 


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