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噛むことと食事の重要性 |
2006/04/29(Sat)
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生活習慣病と噛むことには大いに相関あり。おいしく噛む食習慣で心身を健康に保つことができる。 今の日本は何でも買うことができ、食べることが可能である。 豊かになったかのように見えるが、実はNO。生活習慣病の多発がそれを物語っている。何をどのように食べるべきか…学ぶことが必要となってきた。 では、どうしたらいいのか?一言で言えば、「伝統食」への回帰である。昭和30年代に日本人が食べていたものを食べればいい。 ちょっとお腹がすく。5分ずき米のおにぎりに黒ゴマまぶして食らう。梅干1個。(うまい!) |
健康食品 |
2006/04/28(Fri)
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ありとあらゆる健康食品が販売されている。現時点では有効性が証明されていないものがほとんだ。しかし効果のある人もいるわけである。あまり過信せず、副作用がでたらすぐ服用中止することだ。 これから健康食品を含む代替療法の役割はますます大きくなると思うが、注意も必要である。 国立健康・栄養研究所は「健康食品の安全性・有効性情報」 http://hfnet.nih.go.jp/ で、約250種類の健康食品の情報を公開している。 自衛のために参考に。 |
虫歯は自然に治る? |
2006/04/26(Wed)
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最近とみに感じるのだが、虫歯は自然に治るんじゃあないだろうかと。以前は早期発見早期治療を善として、とりあえず虫歯を発見すれば治療していたが、ある時(なんか違う!)と思う。 以来、口腔環境を整えて、歯肉を健康にすることを第一目標にした治療方針に変更する。虫歯は痛みがある時は痛みを止める応急処置はするが、あまり治療を急いで歯を大きく削らない。 治療方針変換後10年ほどになるが、その前の虫歯治療中心の時代と比較して、確実に良いと言える。 しばらく放置していた虫歯は色は黒ずんでくるが、虫歯の進行はストップする。それから必要最小限だけ削りセメントをつめる。削る時も痛みは全くなく、もちろん麻酔など不要である。麻酔はほとんど使っていない。(歯磨きが正しくないとだめですけども) やはり、口腔の健康にとって大切なことは、正しい歯磨き練習と正しい食事である。歯の治療は(人工物を歯につめる、被せる)必要最小限に。 |
歯科用アマルガムは有害ではない |
2006/04/25(Tue)
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水銀を含む歯科用アマルガムで治療した幼児と水銀を含まない充填剤で治療した幼児とを比較した所、体への害に差がないことが判明。(JAMA4月19日号アメリカ) 以前は「歯科用充填アマルガム」は当たり前で普通のこととして、治療していたが、水銀の体への作用が気になり、もうかなり前にやめてしまった。いまさらというかんじである。 もう水銀を含むアマルガムを使う気はない。 |
タミフル耐性ウイルス |
2006/04/24(Mon)
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インフルエンザ治療薬のタミフルに耐性を持つウイルスが、人から人に感染することが確認される。細菌にたいする抗生剤、ウイルスにたいする抗ウイルス薬を人間が開発する。そして、薬の使いすぎ。細菌やウイルスはすぐにそれに対して耐性を獲得する。イタチゴッコである。 それよりも、運動や食事の改善で免疫力の調整をしたほうがいいかと。それでも、具合がわるくなった時は少し漢方薬に助けてもらう。私の場合は。 |
妊婦の糖尿病増加 |
2006/04/23(Sun)
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妊婦の糖尿病が年々増加していることが、日本糖尿病・妊娠学会の調査で判明。 脂肪分の多い食事や運動不足が原因とみられる。 やはり、あらゆる病気の予防の基本は1に運動、2に食事である。 |
炎症反応で大腸がん予測 |
2006/04/21(Fri)
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体内で起きている炎症反応を示す血液検査の高い人は、低い人に比べ大腸がん発症の危険率が1.6倍との研究結果を厚生労働省研究班が19日発表した。 歯周病が心臓病や糖尿病を引き起こす原因の一つであるいう論文が最近多く見られる。生活習慣病は歯周病などの慢性炎症が関与している可能性がおおいに有りである。 歯周病は口だけの問題ではなく、全身の健康に関係してくるようである。 正しい歯磨き方法の習得と食事改善が生活習慣病の予防になりうると思う。 |
口内炎や歯周病に効果のある食品 |
2006/04/20(Thu)
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正しい歯磨きが大切なことはもちろんですが、それ以上に食事が重要です。 口内炎や歯周病に効く食品としては、次のようなものがあげられます。 ビタミンA:鶏レバー、豚レバー、あんこうの肝、うなぎの蒲 焼、銀だら βーカロチン:モロヘイヤ、にんじん、しゅんぎく、あしたば ビタミンC:アセロラ、赤ピーマン、菜の花、いちご ビタミンE:アーモンド、にじます、うなぎの蒲焼 マグネシウム:ごま、ピーナッツ、玄米、カキ EPA:真いわし、さば、うなぎの蒲焼 |
サプリメント |
2006/04/19(Wed)
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アメリカの後をおっているのが、日本の現状です。とても残念なことです。サプリメントに関しても、そうです。 サプリメントとは栄養補助食品のことです。いっけん良いようですが、注意が必要です。サプリメントの効果に期待し過ぎることは危険です。 あくまでも栄養は、自然のものから摂るべきだと思います。 日本人にあった食事とは何か?今一度考えてみる時ではないでしょうか。 |
βーカロチン |
2006/04/18(Tue)
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「癌抑制で注目のβーカロチン」 βーカロチンが癌抑制になんらかの関与をしているらしいことが認められているが、まだはっきりしたことはわかっていない。 βーカロチンの持つ抗酸化作用が、がんの抑制作用に効果があるとされているが、最近では、抗酸化作用以外の作用によっても発揮されるとして、注目を集めている。 |
目や粘膜に不可欠のビタミンA |
2006/04/17(Mon)
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「ビタミンA」: 脂溶性ビタミン、化学名レチノール。 1日の必要所要量 男・2000IU、女・1800IU。 主な欠乏症 夜盲症、肌荒れ、目の乾燥、口内炎、歯肉炎。 口内炎のできやすい方や歯肉の腫れやすい人は、ビタミンAの不足が考えられます。 ニンジンにはビタミンAの前駆物質であるβカロチンが豊富に含まれています。にんじんジュースを毎日飲んでいますが、トンネル内がよく見えるようになりました。 口内炎や歯肉炎には試す価値ありかと思います。 |
漢方薬の形 |
2006/04/16(Sun)
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漢方薬にはいろいろな形状があります。 @湯剤(とうざい):もっとも一般的な漢方薬の形。いわゆる 煎じ薬。 A散剤(さんざい):自然の生薬を粉末状にしたもの。 B丸剤(がんざい):自然の原料を粉末にして、ハチミツなど をツナギにして、丸く固めたもの。 C膏剤(こうざい):粉末にした漢方薬にラードやハチミツを 加えてクリーム状にしたもの。紫雲膏は有名。 Dエキス剤:湯剤を急速冷却し乾燥させて粉末にしたもの。 昭和22年に日本で開発された漢方薬の新形状で、現在の漢方 処方の主流。 (週間漢方ライフより) |
潮干狩り |
2006/04/15(Sat)
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潮干狩りのシーズンとなりました。(行きたいなー)と思うのですが、いかんせん腰のヘルニアという持病を抱える身では潮干狩りの後が…。 さて、アサリです。 アサリの酒蒸しや味噌汁、いいですよね。アサリには動脈硬化予防、肝機能促進などの効果あるタウリンや神経系を正常に保つビタミンB12、貧血予防の鉄、味覚を正常に保つ亜鉛が豊富に含まれています。 アサリに感謝。 |
フッ素 |
2006/04/14(Fri)
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フッ素:超微量元素、元素記号F 歯や骨を強くするが過剰摂取は有害。 虫歯予防に効果があるとして知られるフッ素は歯のエナメル質を強化し虫歯を予防したり、骨を丈夫にします。ごく微量にあるのが良く、過剰に摂取すると、歯の表面が白濁する斑状歯になります。他の副作用も報告されています。 やはり自然のものから摂るほうがいいと思います。フッ素が多く含まれている食品は…煮干し、芝えび、抹茶などです。 |
飲料水へのフッ素添加は骨肉種リスクを高めるか |
2006/04/13(Thu)
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「少年期におけるフッ素添加飲料水の摂取と骨肉腫との関連に関する研究結果」(ハーバード大学・口腔衛生学講師Bassin博士) フッ素を添加した飲用水を摂取した男児は致命的な骨肉腫の発現リスクが高い、と新規研究結果が示唆している。 このリスクが最も高かったのは、高濃度のフッ素添加飲用水を6−8歳の間に摂取した男児であった。20歳までの骨肉腫発現頻度は、摂取レベルが最低であった男児に比べて5.46倍高かった。 公共の飲料水にフッ素を添加するのではなく、歯への局所応用の方が理にかなっていると思う。( |
肥満に食事療法と漢方 |
2006/04/12(Wed)
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第26回「日本肥満学会」の講演より 肥満症の患者に食事療法を中心とし、漢方薬の「防風通聖散」を併用した治療により、肥満改善効果が認められた。 1に運動、2に食事、3,4がなくて5にクスリです。 毎日の適度な運動と日本人にあった食事、そしてほんの少し薬に助けてもらう。 あらゆる病気の治療の基本はこれだと…思います。 |
心臓病発症率・タバコで三倍程度高く |
2006/04/11(Tue)
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たばこを吸う人はすわない人に比べ、心筋梗塞などの心臓病にかかる率が3倍程度高いことが厚生労働省研究班の大規模調査で判明。 禁煙した場合、2年以上経つと心臓病の発症率はもともとタバコ吸わない人と変わらなかった。 「タバコを吸うとニコチンの影響で血管が収縮し、血液もネバネバになって心臓の血管が詰まりやすくなる。禁煙するとこおした悪影響が消える」と研究担当の磯教授(阪大・公衆衛生学)は話す。 タバコを吸う方のあの独特な白い網目状の口腔粘膜はそのこと(末梢血管の収縮)を物語っているのでしょう。一種の警報かもしれませんね。口腔の粘膜からいろいろなことが予測できます。 漢方における、「舌診」も全身の状態の指針です。 |
漢方の歴史その1 |
2006/04/10(Mon)
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漢方医学は古代中国に発祥したものである。中国医学が日本に伝来し、独自の発展を遂げたのが現在の日本漢方医学となる。 ゆえに、中国の伝統医学である「中医学」とわが国の「漢方医学」とは異なったものなのだ。 |
9000年前に歯の治療 |
2006/04/09(Sun)
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パキスタン西部の9000年から7500年前の墳墓で、きりのような物で穴の開けられた人の歯11本が発見された。国際研究チームは「歯の治療の原型」であると、英科学誌ネイチャーに発表。 虫歯があったのは11本中4本のみとのこと。なにか呪術的な行為なのかも。 |
「気・血・水」 |
2006/04/08(Sat)
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漢方では、体の不調は体内をめぐる「気・血・水」のアンバランスによって起こると考えます。 「気」とは、人間が生きていくうえでひつようなエネルギーです。目には見えない機能的な面を言います。 「血」とは、血液とそれに関する栄養分、体内循環のことです。いわゆる血液よりも幅のひろいものです。 「水」とは、赤い色をした血以外の水分とその代謝のことを言います。異常のことを水毒、痰飲と呼びます。 |
漢方独特の診断 |
2006/04/07(Fri)
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漢方医学の場合、「病名」はない。「証」の医学である。「証」とは患者の体力、体質、自覚症状、他覚症状などを整理したものである。「証」を決定する物差しとして、陰・陽、表・裏、寒・熱、虚・実の8つの要素から判定する「八綱弁証」がある。 漢方医は望診、聞診、問診、切診の4つの診断法を駆使して、「証」を決定します。切診では脈診、腹診が重要です。 歯科の場合は舌から判断する「舌診」がとても大切です。 |
口臭に漢方薬 |
2006/04/06(Thu)
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漢方では、口臭を、主に気や水の流れの停滞が原因と考えます。気の流れに異常がおきた場合(心因性口臭)と水の異常によるもの(消化器系の異常による口臭)です。 それぞれの「証」により、黄連解毒湯・半夏寫心湯・安中散・六君子湯などの漢方薬を使用します。 もちろん、正しい歯磨きを練習することは必須ですが。 |
ツボあれこれ「曲池」 |
2006/04/05(Wed)
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「曲池」このツボは見つけやすく、いろいろの症状に効果のある名穴です。 ひじを曲げたときにできるしわの親指側の端にあり、骨のくぼみで、押すと痛気持ちいい所です。 歯痛の特効ツボであり、他にも肩こり、ひじの痛み、湿疹、疲れ目などに効果ありです。 |
「にがり」取りすぎ注意 |
2006/04/04(Tue)
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国立健康・栄養研究所は「にがり」についてダイエットの根拠がないとして、取りすぎに注意するように呼びかけている。 「にがり」の主成分の塩化マグネシウムが「糖の吸収を遅らせる」「糖質代謝を促進」するとして、ダイエット効果を紹介する例が目立つが、どれも確実な根拠や文献はないとのこと。 やはり正しい食事から栄養素は取るべきでしょう。 |
ツボあれこれ 心穴 |
2006/04/03(Mon)
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イライラした時に…。このツボを試してみましょう。 「心穴」(しんけつ):効能 ストレス・イライラ。 部位:手の中指で手のひら側。第一関節中央。手のひら中 央の「心包区」を通って中指の先まで届く「心包経」の 末端。心の病に関係し、指圧・お灸によりリラックス・ 安眠をもたらす。 わたくしも今日は「心穴」にお灸の要あり。ちょっと疲れてイライラ也。 |
ツボあれこれ「歯痛点」 |
2006/04/02(Sun)
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東洋医学では、人間の体には「気」(生命エネルギー)の流れ道であるところの「経絡」が張り巡らされているとされている。この経絡上に点在するのが「ツボ」だ。 体に不調が起きると、それに関連したツボにも異常が発生する。その反応のあるツボを刺激することによってからだが回復するという理屈である。 歯に関係するツボもたくさんある。その一つ…。 「歯痛点」:手のひら側で中指と薬指の付け根の間の窪んだ所。痛いと感じるくらい強めに押す。両手を交互に刺激する。 |
福岡で12月に薬膳博開催 |
2006/04/01(Sat)
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中村学園大学と中国の上海中医薬大は日中薬膳博覧会(薬膳EXPO2006)を12月に福岡市の福岡国際センターで開催すると発表。日中韓3カ国による薬膳シンポジウムも開かれる。 中村学園大学は2004年よに薬膳科学研究所を設立、疾病予防の目的で薬膳を研究している。 やはり21世紀は予防医学と食療の時代です。 (2006.4.1 m3.com 一般医療ニュースより) |